9月28日(土)食と農を考える市民の会・福岡の代表:外井京子氏を講師に、遺伝子組換え作物学習会を開催しました。
現在遺伝子組み換え作物は、その安全性が証明されていません。日本では栽培することは禁止されていますが、輸入することは禁止されていないので、大量に輸入されています。そして、食品添加物等に姿を変えて流通しています。しかし、私たちが遺伝子組み換え作物は食べたくないと思っても、現在の食品表示法では、排除することができないため、知らないうちに食べています。
ナタネ等は発芽しやすく、また、交雑しやすいために、遺伝子組換えナタネ輸送中にこぼれ根付き、自然界のナタネや、ナタネ科のキャベツやブロッコリーなどと交雑し、広がって行きます。そのため水際で防ぐために市民団体が、遺伝子組換えナタネの水揚げ港である福岡市箱崎埠頭で、ナタネの抜き取りを行っています。抜き取ったものの中には遺伝子組換えナタネが見受けられます。こうやって防ぐことは小さなことかもしれませんが、何もしなければ広がって行くばかりです。将来的には、知らないうちに家庭菜園のキャベツが遺伝子組み換えのものが混ざっているということも考えられるという話も聞きました。
参加者の感想より:
大量生産、コストダウンのために、虫も食べないような、
殺虫剤の塊のような食料をつくる事に対し、NOと言いたいです。
知らないと怖いです。 (Y・K)
ナタネ抜き取り隊に参加します。みんなの手で遺伝子組換えナタネを抜き取りましょう!!
11月17日(日)10:30~12:00(予定)
福岡市東区箱崎ふ頭 鳥越製粉駐車場横