2010年憲法記念日を前に 改憲NOの誓いを新たに
政権交代から半年。普天間基地問題の迷走や新党乱立のなかで、保守勢力の再生・再編を狙う自民党の新マニフェストや、自民党を飛び出した議員の結成した新党の政策の柱として、憲法改正論が声高に叫ばれ始めています。
2008年に亡くなった筑紫哲也さんは、「憲法は、どういう国にしたいのかという理念・理想を表す“たいまつ”のようなもの」「問題を軍事力で解決しようとする米国とは、私たちの憲法の範囲内でつきあいます、という同盟関係をつくるべき」と語られていました。
2009年4月5日のプラハにおけるオバマ大統領の、歴史的な“核廃絶宣言”から1年。米政府が2010年4月6日に発表した「核戦略見直し」は、“核兵器の先制不使用”を謳うには至りませんでした。核廃絶と武力によらない外交の実現にはまだ時間がかかりそうです。
私たちの暮らしにおいても、世界的な不況によって拍車のかかる貧困と格差の広がり、DVや子どもへの虐待による死亡事例の頻発など、憲法で保障された基本的人権や幸福追求権さえ確保できていないという現実があります。
しかし、世界や暮らしの現状が理想には遠い姿であるからこそ、目指すべき国のありかたを明確に示した「日本国憲法」を守り、噛みしめ、未来を照らす“たいまつ”として高く掲げることが必要だ、との思いを強くします。
ふくおか市民政治ネットワークは、2010年の憲法記念日を前に、あらためて宣言します。
私たちは、理念を表わす前文、不戦の誓いである第9条、法のもとの平等を定めた第14条、家族関係における個人の尊厳と両性の平等を定めた第24条、基本的人権を定めた第25条などをはじめ、現行憲法を守り続けていきます。
共同代表 外井 京子(福岡市議)
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