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STOP! 遺伝子組み換えナタネ  ~市民による箱崎埠頭の抜き取り行動~

太陽を思わせる黄色い菜種の花は、春の象徴。

しかし、国道や港湾で、人けのないところにも黄色い花をつけているナタネ。
日本に輸入される搾油用のナタネの多くは、本来持つはずのない土壌菌が組み込まれた「遺伝子組み換えナタネ」がほとんどです。見かけは全く通常のナタネと区別がつかないのですが、その正体は、ラウンドアップやバスタという強力な除草剤をまいても枯れないナタネなのです。
水揚げする輸入港では、小さなナタネが風がふくたびにこぼれ落ちています。そして、少しの砂や土があれば、簡単に道路の隅で芽吹き、花をつけ、やがて種がこぼれ落ち、こうしてひそかに広がっています。

こんな身近にも、遺伝子組み換えナタネが!
九州唯一の穀物輸入港である福岡市の箱崎埠頭もそうです。積込や運びいれの最中に吹き飛ばされ、こぼれ落ちたナタネがあちこちで芽吹き、自生しています。

抜いて、検査し、提案します
18519927_1627116400762742_1963600913122395450_n5月14日(日)、今年も、30人近くの市民が小一時間、4グループに分かれて抜き取りをしました。
主催したのは、「食と農を考える市民の会福岡」。ネットのメンバーは、一人ひとりが市民としてこの会に参加し、毎年、春と秋の2回、抜き取り行動に参加しています。また、特に積み上げ港のある福岡市では、過去、代理人(議員)が幾度も福岡市議会で汚染の問題を取り上げ、港湾の清掃を実施することなどを要望し続けてきました。

さて、今年も、抜き取ったものを検査すると、12検体中1検体以外はみな除草剤バスタ耐性、2検体ほどはラウンドアップ耐性もありました。18425300_1627116387429410_6601620140118756165_nナタネは発芽率が非常に高く自生、交雑を経て広がる心配があります。

遺伝子組み換えナタネを食べ続けると、どんな健康上の問題が起きるのか、明らかになっていません。
いくつかの海外の実験では、遺伝子組み換えナタネを食べさせ続けたネズミに腫瘍ができたなど、心配な報告もあがっています。
また、日本にはナタネ科の作物も多く、交雑の心配もあります。
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私たちふくおか市民政治ネットワークは、これからも、食べる消費者の立場から、そして農業、生態系を守る立場から、種の壁を越える遺伝子組み換えの問題を提起し続けていきます。市民とともに、箱崎埠頭から遺伝子組み換えナタネを広げないためにも、抜き取り行動に参加し、広く、この問題を発信していきます。

【参加者の感想】
「初めて参加しました。抜いても抜いても全部のナタネを取り除くことが出来ないのが、とても残念でした。参加したことで、遺伝子組み換えのことや、何故ナタネを抜かなくてはならないのか等、考えることができました。抜くことは、啓発することにもつながります。未来の子どもたちの食の安全を守りたいと思いました。」(ネット・古賀 田中みき)

「参加は2回目です。ナタネの成長は本当に速いと改めて感じました。金網の向こうにあるナタネは手を伸ばしても届きません。このまま育つと思うと心配でなりませんでした。こぼれ落ちているのは、大量に運ばれているナタネのうちの、わずかなものです。家畜の飼料も含め、私たちの直接触れられない、見えないところに使われていると思うと不安です。なんとかしなければ。」(ネット・北九州 讃井さちこ)

「母と一緒に参加しまた。ある場所に行くと、かたまってたくさんのナタネがありました。茎が太く、わたしが知っている菜の花とは違うものに見えました。抜いたナタネには種がはじけそうなものや、すでにはじけてしまったものもありました。小さな芽もたくさんあって、こうやってどんどん増えていくのだと感じました。わたしは遺伝子が組み換えられた作物は食べたくありません。少しだけど、広がらないために役に立てたのかなと思いました。」(北九州市八幡西区 中3女子)

2017/06/12お知らせ

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