写真家 亀山ののこさんと語ろう!~「100人の母たち」の映像とともに~
12月8日城南市民センターで開催しました。
3/11の福島第一原発事故後、東京でも放射能汚染の影響があり、震災前に生まれた双子のお子さんを連れ福岡へ避難された亀山ののこさん。
水道水からも放射性物質が検出され、保育園では水道水でミルクを作り続けていたので、ペットボトル水を持たせたり、外で遊ばせることもままならない生活を経て、福岡へ行く決断をされたそうです。
同じ思いを抱えたお母さんたちの記録を残そうと写真を撮り、「さよなら原発」「原発はいらない」…母たちの思いを綴った文章を添え完成した写真集は、多くの人に当時の母たちの思いを届けました。
糸島に移住後は、玄海原発行政訴訟で口頭弁論意見陳述をしたり、水俣へもたびたび行き、現地の声を聞かれています。
「良心を持ってまっとうに生きたい」、
子を持つ母として、当たり前の生活をすることの大切さを話していただきました。
今再稼働している原発は九州だけで、使用済み核燃料の行き先も決まっていない中、原発を稼働し続ける政策は、子どもたちに負の遺産を残します。
日々の生活は政治につながっている!という思いを参加者と共有できました。(M.Y)