生態系を破壊する遺伝子組み換えナタネが自生!国への意見書提出を提案
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生態系を破壊する遺伝子組み換えナタネが自生!
05年、グリーンコープ生協の調査により、搾油用のナタネの種子が輸送中にこぼれ落ち、福岡県内では福岡市東区箱崎埠頭付近を初め5ヵ所で遺伝子組み換えナタネが自生していることが分かりました。ふくおかネットワークでは生態系の破壊につながることから、議会での一般質問や、意見書提出に取り組みました。

消費者は遺伝子組み換え作物に、不安を持っています
 遺伝子組み換え作物栽培が始まって10年、その技術は未熟で、安全性が確立されていません。遺伝子組み換え作物は自然の生態系の破壊や予想もしなかったアレルギーなど健康上の問題を引き起こす可能性があり、食や農業への影響が大きいことから多くの消費者が不安を持っています。

農作物の汚染を防げ
 今回の調査で自生が判明したナタネは近縁種のアブラナ科の植物(白菜・大根・ブロッコリー・カリフラワーなど)と交雑する危険性が高いといわれており、交雑が進めば身近な野菜が知らないうちに遺伝子組み換え作物になってしまいます。

ネットは自治体や国に対策を求めました。
5つの自治体でネットの議員が一般質問し、意見書の提出に取り組みました。
「遺伝子組み換えナタネの自生・交雑の防止に関する規制を求める意見書」
@ 遺伝子組み換えナタネの自生に対して早急な全国実態調査の実施
A 輸入時、輸送時、搬入、搬出時のこぼれ落ち防止の義務付け。
B 生物多様性条約やカルタヘナ議定書(※)の精神に基づき、あらゆる生物への影響を評価するよう、カルタヘナ国内法の評価審査の見なおし。
意見書内容はこちら

結果は
 可決:福岡市、宗像市、福津市(福岡市についてはA項は削除したものを採択)
 否決:那珂川町、岡垣町(陳情)
 継続審査:北九州市、古賀市

審議の中で、遺伝子組み換えを推奨するような意見が出された議会もあり、今後はさらに遺伝子組み換え作物の問題点について、市民や議会に対して理解が深まるよう取り組んでいきます。

※ カルタヘナ議定書
生物多様性条約締約国会議で採択され、遺伝子組み換え生物等の国境を越える移動や使用が生物の多様性に悪影響を及ぼすのを防ぐため一定の規制が必要であることを決議したもの。


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