参院選そして安倍首相の突然の辞任
改憲NO!の民意を、さらに高く掲げ続けよう

憲法改正の実現が最大の政治目標だった安倍政権は、365日で挫折しました。
「美しい国」「戦後レジームからの脱却」という言葉を掲げて安倍政権が具体化したことは、教育基本法の改正、防衛庁の「省」への昇格、国民投票法の成立、そして、痛みに耐えかねるほどの「格差の広がり」でした。
参院選で示された民意は、この小泉・安倍政治へのNO!です。
自民党大敗でも辞任しなかった安倍首相は、辞任会見で「テロ特措法の延長問題の局面打開」を辞任の理由としました。一方で「国民の暮らしや痛み」に一言も言及しなかったことは、国民の命や暮らしを守ることより、米国の意向の尊重を重視していることに他なりません。
衆院と参院で与野党構成の違う今こそ、二院制の力が発揮される時です。今後の法案審議、08年度予算案審議で、どこまで国民の暮らしの課題が真剣に論議され、具体的な格差是正策の実行がなされるか、私たち国民は、厳しく監視し、暮らしの課題はどこにあるのかを、発信し続けていかなければなりません。
参院選大敗に続く安倍政権の崩壊で、改憲推進派の動きにブレーキがかかったように見えます。しかし、辞意表明二日前の所信表明演説で安倍首相は「憲法については、国民投票法の成立により、改正に関する論議を深める環境が整いました」と、改憲への道筋を造ったことを改めて強調しました。
改憲論のすべてが挫折したわけではありません。
国民の命と暮らしを守る「日本国憲法」。
ふくおかネットワークは、改憲NO!の旗を高く掲げて、現行憲法を守るために行動します。
共同代表 外井 京子 (福岡市議会議員)