子どもの権利条例をつくろう!…子どもの現在と大人の役割…
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 子どもの権利を定めた「国連子どもの権利条約」を日本が1994年に批准し、13年が経とうとしています。しかし、国は児童虐待防止法を制定したのみで、未だにこの条約の理念に基づく法律を整備していません。そのため、子どもの権利の実現に向けて、子どもの権利条例を制定する自治体が増えてきています。
 
 基調講演では、福岡県で初めて「子どもの権利条例」を制定した志免町の職員の方が5年の歳月をかけ議論を重ねたことをはじめ、『子どもの権利相談室』や、中学生から18歳までの子どもの居場所「リリーフ」の取り組みについて報告されました。
 パネルディスカッションでは、子どもたちの電話相談窓口である「チャイルドライン@ふくおか」の報告から「どこにもつながることができずふわふわと漂っている子ども」が見えてきました。さらに「教育基本法が改正され、政府主導の教育が進められようとしている」との意見や、格差社会が「こどもたちが子どもらしく過ごす権利をうばっている」現状報告に、条例制定の必要性を強く感じました。
 子どもの権利条例は、たくさんの市民・子どもがさまざまな意見を出し合って作る過程と、理念を生かした実践が重要です。そのためには積極的な情報伝達と参加する人を少しでも広げていくことが課題になってくるのではないでしょうか。
 

目をそらさないで、おとなの人たち、
子どものみんな!
一緒に考えましょう
“子どもは生まれながらにして
権利を持っているということを”
〈志免町子どもの権利条例・前文より〉

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