11月17日(日)に、「食と農を考える市民の会・福岡」が主催する遺伝子組み換えナタネの抜き取り活動が箱崎埠頭でありました。
ふくおか市民政治ネットワーク ・岡垣からは、西と片田が子連れで参加しました。
「遺伝子組み換え」は品種改良とは違い、別々の生物の遺伝子を操作して、自然界では発生することのないものを作り出す技術です。
ナタネは、
①こぼれやすい
②自生しやすい
③交雑しやすい
という特性があり、博多港は、九州で唯一の遺伝子組み換えナタネの輸入港です。そこからこぼれ落ちた小さな小さなナタネは、少しの土があれば発芽します。こんなに根っこが長いのです。
はじめて参加したのですが、こんなに根っこが長いとは驚きました。
一株から2万粒の種ができます。小さな芽吹いて間がないナタネを、多くの人の目で見つけ抜き取ることで、汚染の拡散がストップできます。
参加者全員で小さいものから大きいものまで抜いて回りました。今回は約5000本抜き取り、その後集合して抜き取りのコースごとに検査しました。
本来は出ない方が良いのですが、ほとんどのものが陽性反応でした。
次は春にまた抜き取り活動があります。自然界への広がりを少しでも阻止するためにも、この抜き取り活動に参加していきます。