>>HOME 

 市民がつくる共生のまち 


 平和と人権を守る
  1. まちは市民がつくる
  2. すべての子どもにいきいきと暮らす権利を保障するまち
  3. 誰もが安心して地域で暮らす
  4. 女も男も自分らしくともに生きる
  5. 未来におくる「すこやかな地球」
  6. いのちを育む食べものの再生を



 平和と人権を守る

 人として人権が尊重され、地球上のあらゆる地域の人々が平和に暮らすことのできる「戦争やテロのない」社会づくりをめざします。
 私たちが当たり前に日常生活を送ることができるのも「平和であること、人として人権が守られていること」が前提です。
 子どもたちがいきいきと個性豊かに育っていくことのできる社会、誰もがライフスタイルに応じて安心して生きていける社会、子どもからお年よりまで一人ひとりの市民が平和に豊かに暮らせる社会が「私たちのめざす社会」です。
 「人と人との共生」「女と男の共生」「自然と人との共生」「南と北との共生」の4つの共生の考え方のもとに、「平和と人権が守られる社会」を市民の手でつくります。

憲法9条をはじめ、現行憲法を守ります。
 私たちは憲法を変えて、再び「戦争のできる国」にしていくことには、心の底から反対します。戦後60年間、日本が武力による戦争という行為で他国の人を誰一人殺さず、また日本人誰一人殺されなかったのは、この憲法の前文にある「全世界の国民がひとしく恐怖と欠乏からまぬかれ平和のうちに生存する権利を有することを確認する」と9条を遵守してきたからにほかなりません。とりわけアジア諸国との連帯は日本国憲法の上に存在するといっても過言ではありません。
 
 国民主権、恒久平和、基本的人権の尊重が定められた日本国憲法は、国の最高法規であって、政治の根幹を定めているものです。憲法は国民が政府、為政者に守らせるものです。憲法は、平和とともに、その平和を守るために、人々は平等であり、自由でなければならない、基本的人権がなくてはならないと謳っています。
 
ふくおかネットワークは、理念を表している前文、法のもとの平等を定めた第14条、家族関係における個人の尊厳と両性の平等を定めた第24条、基本的人権を定めた第25条などをはじめ、現行憲法を守り続けていきます。

▲ページトップへ

 まちは市民がつくる

2005年、日本の社会は人口減少時代に突入しました。また2007年から団塊の世代が定年退職を迎え始めます。このような社会状況の中で、私たちの暮らしを安心できるものにしていくためには、地域社会の中での助け合いが重要であることに、市民も気付き始めています。
私たち市民の手で、「共助・共生の社会」を、つくる時代がやってきています。
「共生」という考え方に基づく「共助」のしくみをつくり、それを実践する市民の力で、「すべての人の人権が守られ、誰もが安心して暮らせる地域社会」をつくります。

市民が提案・決定するしくみを。
・ 市民による自治体運営への参画と協働のし組みを規定する地域の憲法「自治基本条例」をつくります。
・ 恒常的に、市民や当事者の意見を汲み取る仕組みをつくります。
・ 行政情報の公開をさらに進め、透明性と公平性を確保すること、説明責任を果たすことを求めます。

開かれた議会にしていくための議会改革を。
・ 議会の立法機能を高めるために、議員による条例提案に取り組みます。
・ 議会を市民の側に立って自治をすすめる場ととらえ、議員同士の活発な討議にむけた議会運営を提案していきます。
・ 議員年金や費用弁償の廃止を提案するとともに、政務調査費などの使い方のさらなる情報開示を進めます。

人権が守られる、共生社会を。
・ 監視社会に進んでいかないためのルールづくりを進めます。
・ 地域コミュニティの自治で防災・防犯のまちづくりを進めます。
・ 外国人市民の人権が保障され、国籍、民族、文化の違いを認め合う多文化共生のまちづくりを進めます。
・ 犯罪やDV、児童虐待などの被害者やホームレスの自立をめざして寄り添い支える仕組みづくりを提案します。

市民事業・NPOなどの実践によるまちづくりを。
・ 非営利の市民事業をサポートする仕組みを提案します。
・ 「1%条例」(収めた税金の1%を納税者が指定するNPOへ渡す制度)で、「市民による市民のためのNPO支援」を提案します。

◆より豊かな暮らしをこのまちで。
・ 消費者の権利を守る消費者教育の充実を提案します。
・ 市民の暮らしを支える商店街の活性化を提案します。
・ 生涯学習環境の整備で豊かな暮らしを提案します。

▲ページトップへ


 すべての子どもにいきいきと暮らす権利を保障するまち

 1989年に国際連合で「子どもの権利に関する条約」が制定され、日本は1994年4月に158番目の批准国となりました。子どもの権利条約は、18歳未満までを「子ども」とし、差別の禁止・子どもの最善の利益の確保・子どもの意見の尊重・表現の自由・プライバシーの保護など、子どもを保護の対象としてみるのではなく、社会を構成するパートナーとしてとらえ大人と同一の権利を保障しました。
  日本では2005年に出生率が1.25人となり、2004年をピークに人口は減少し始めています。また、子どもたちを取り巻く地域社会では、事件にまきこまれ、犠牲になるという出来ごとが相次いでいます。
 ふくおかネットワークは、子どもが社会の一員であるとの認識を持ち、大人のパートナーとしてまちづくりに参加する権利を確保します。すべての子どもの「安心して、その子らしく、いきいきと今日を生きる権利」を保障するために子どもに関する制度や施策について「子どもの側に立った視点」で提案していきます。
 
◆子どもや市民が参加して、「子どもの権利条例」を策定していきます。

教育基本法は改正ではなく、基本法に示された教育の理念に基づいた施策の充実を提案します。

すべての施策において子どもの権利の保障を。
・ 子どもの命を守る医療制度の充実を求めます。
・ 障がいがある子どもの人権を守ります。
・ 子どもにかかわる施設や事業などに、子どもたちが参加し意見表明ができる仕組みづくりを提案します。
・ 放課後の子どもや中高生の居場所づくりを進めます。
・ 子どもの健康を守るために、すべての施策に予防原則に基づく「子ども基準」を設けることを提案します。
・ 子どもが自分の身を自分で守る方法を学ぶ暴力防止プログラムCAPの実施を提案します。

子育て・子育ちをひとりぼっちにしないまちづくりを。
・ 多様な保育システムの整備に向けて提案します。
・ 「子育ての電話相談の24時間開設」や「来所相談窓口の設置」など相談体制の充実を求めます。
・ 幼稚園や保育施設に通う子どもたちの育ちを支援する施策を進めます

◆子どもたちの教育環境の充実を。
・ 教育委員会の独立性と民主的な運営で市民に開かれた機能としての充実を求めます。
・ 食教育の中心に学校給食をすえることを進めます。
・ 不登校の子どもへの支援を進めるために、「教育支援センターの設置」「相談窓口の設置」「学校以外に安心して過ごせる居場所の情報提供」などの充実を提案します。

▲ページトップへ


 誰もが安心して地域で暮らす

 私たちは、誰もが平等に健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を持っています。
 障がい者も、高齢者も、子どもも、おとなもすべての人が違いを認めあい、生きる権利としての福祉、自らが選択・決定できる福祉、地域で共に助け合う福祉が実現できるまちづくりを目指します。
 私たちふくおかネットワークは、「自由・平等・連帯・共生」の意識を持ち、誰もが社会の一員としてお互いに尊重し、支えあいながら、地域の中でともに生活する社会を「ノーマライゼーション」の考え方を基本につくります。
 すべての人が住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けることができる社会を築いていくために、身近な地域社会から市民参画による具体的な取り組みを提案していきます。

誰もが尊厳をもって自分らしく暮らすまちを。
・ 高齢者や障がい者本人の意志の尊重と権利を守るために、権利擁護事業や成年後見制度が活用できるよう制度の確立を働きかけます。
・ 地域全体で認知症高齢者への理解を進め、早期発見、早期対応、見守りにつながるための体制整備を働きかけます。
・ 障がい者の社会に参加する権利と差別のない社会の実現を目指すために「障がい者差別禁止法」の法制化を求めていきます。
  
◆質と量、ともに充実した福祉サービスを。
・ 介護保険の理念である「高齢者の自己選択権と決定権」を保障するため、分かりやすい情報提供を行い、「老後は安心」を保障するサービスの充実を求めます。
・ 障害者自立支援法の施行に伴う生活への影響について、実態を把握し、障がい者とその家族が安心して住みなれた地域で暮らし働くことができるサービスの充実を求めます。
・ 福祉サービスにおける第三者評価制度の構築を求めます。
・ すべての人の「移動」の権利と手段の確保を進めます。

◆市民の力で福祉のまちづくりを。
・ 高齢者がこれまでの経験、技能を活かすことのできる事業の支援などまちづくりの担い手として活躍できる場づくりをすすめます。
・ 様ざまな当事者の考えや意見が反映され、すべての人にとって利用しやすいユニバーサルなまちづくりを目指します。

▲ページトップへ


 女も男も自分らしくともに生きる

 1999年「男女共同参画社会基本法」が成立し、多くの自治体が推進条例、推進計画をつくりました。しかし、「男女の役割を固定し、男らしさ、女らしさを」を強調するジェンダーバッシングが起こり、条例制定を足踏みする自治体も出てきています。?私たちは、このような状況だからこそ、実践を通して男女共同参画社会の構築を進めていく必要があります。
 女も男も1人の生活者としての役割を果たし、自分らしく生きることができる社会をつくるためには、教育の果たす役割は大きいものがあります。個性を大切にし、理由のない男女の固定的役割分担意識にとらわれない男女共同参画の視点に立った教育を学校、家庭、地域ですすめていくことが必要です。
 また、私たちは、世界の女性の置かれている状況を知り、地球社会における平等・平和の実現のため、NGOや市民と女性問題の解決へ人権を守る立場での連帯、支援のありかたを考え、提案していきます。 
 ふくおかネットワークは、自治体の政策を常にジェンダー・フリーの視点で点検し、女も男も自分らしく生きることのできるまちづくりを進めます。

◆男女共同参画社会の実現は教育から。

・ 就学前教育及び学校教育における男女共同参画の推進を進めます。
・ 多様な選択を可能にする教育、学習機会の充実を求めます。
 
◆あらゆる女性の人権が守られる社会に。
・ ドメスティック・バイオレンスなどの被害者の相談、保護、支援の充実を求めます。
・ 女性の生涯にわたる性と健康を守るために、医療・保健施策の充実にむけ提案します。
 
◆男女共同参画の実現は、市民一人ひとりの意識改革と実践から。
・ 地方自治体が率先して、職員の研修をはじめ、職場における男女共同参画の推進を求めます。
・ 社会保障制度を世帯単位から、個人単位へ変えることを提案します。
・ あらゆる地域の女性の権利を確保していくために国を超えての連帯をすすめます。

◆女も男も多様な働き方を支援する制度を。
・ 格差のない職場環境づくりを提案します。
・ どんな働き方でも権利が保障される社会制度の確立を進めます。
・ 家事、育児や介護と職業生活との両立できる環境づくりを求めます。

▲ページトップへ


 未来におくる「すこやかな地球」

 2005年、地球温暖化を防止するために「京都議定書」が発効しました。経済優先型の20世紀型社会が続いてきたことで、「都市におけるヒートアイランド現象」「大雨による洪水」「旱魃の多発」「強大な台風の度重なる来襲」など世界中で異常気象が頻発しています。この現象は地球温暖化によるものだといわれ、その主な原因は化石燃料の大量消費と森林の減少です。この100年間に地球全体の平均気温は0.6度、日本全体では1度、福岡県では2.5度上昇しています。   
 地球温暖化を防止し、「緑の地球を緑のままに」次世代に引き継いでいくためには、抜本的な社会構造の見直し、産業構造の見直しを含め、私たち1人1人の生活や、価値観を見直すことが不可欠です。
 ふくおかネットワークは、自治体が策定するすべての環境政策に予防原則の考え方を貫くよう求めていきます。

◆循環型社会へのさらなる転換を。
・ リサイクル優先からリデュース、リユース優先の社会をつくります。
・ 使い捨て容器や処理困難物質には課徴金を、リユース容器には優遇策を提案します。
・ 生ゴミや剪定枝葉の堆肥化、バイオマスエネルギー化を進めます。
・ ごみ焼却場にダイオキシン類、重金属類を連続的に監視する装置の設置を求めます。
・ 産業廃棄物は、一般廃棄物と同様、安全で環境に負荷の少ない資源化をすすめます。

◆温暖化を防止する社会づくりを。
・ CO2の削減を目指すために電気料金体系などの見直しを提案します。
・ 太陽光、バイオマスなど新エネルギーを促進します。
・ 原子力に頼らない施策を求めます。

◆化学物質汚染のない地球を。
・ 農薬をはじめとする化学物質の汚染から子どもを守るために「子ども化学物質ガイドライン」を求めます。
・ 電磁波(特に携帯電話基地局建設など)の規制の強化を求めます。 
・ 有害紫外線から子どもを守るための取り組みを進めます。

◆守ります緑と水を。
・ 森林の荒廃を止めるために「環境税の創出」「森を守る活動」などを市民参加で進めます。
・ 地下水汚染や川の水質汚染を防ぐため、水質検査の強化と公表を進めます。

◆干潟や浅瀬を保全し、生態系の保存や回復を求めます。

▲ページトップへ


 いのちを育む食べものの再生を

 食べものは毎日口にするものであり、「いのち」を育むものです。この40年間に「食べもの」は経済優先、効率優先の社会の流れの中で、食べものは「いのち」を育むものであるという視点が忘れ去られ、便利さや日持ち、安さなどが優先されてきました。その結果農薬の多用や食品添加物の不安などに加え、遺伝子組み換え食品、さらにBSE問題、偽装表示事件、偽装有機農産物表示などの発覚で消費者は「何を信頼して食べたらよいのか」という不安をさらに高めることになりました。
 一方、日本の農業は輸入農産物の増加や後継者不足による農地の放棄などにより国内自給率は40%まで落ち込んでいます。また国内農業の果たす役割は、安全な農作物の供給のみならず緑地の保全など環境保全に重要な役割を果たしています。農業の衰退を生産者のみに帰するのではなく解決策を考えていくことが必要です。
 私たちは消費者運動で、生産者と一緒になって、実際に現地に行くことや農業の体験をしながら作物の生産地・作られ方・つくり方などを学習し、そのことを共有化して話し合いを積み重ねることで、私たちの求めるものを作り出してもらう活動を学びました。そしてできたものは食べることで買い支え、次の生産に繋げていっています。この活動を通して見えてきた消費者と生産者の関係づくりを社会に広げていきます。
 
◆食べる側から食の安全を確保する「食の安心・安全条例」の制定を。
・ 市民参加による条例制定を提案します。
・ 未然防止の原則に基づく視点や子ども基準の設置等を含む条例制定を進めます。

◆遺伝子組み換え作物の対策を。
・ 未然防止の立場で、遺伝子組み換え作物は、「作らせない」「流通させない」「食べない」を貫き、表示義務基準をさらに厳しくすることや実験栽培の規制を求めます。

◆BSE問題の対策を。
・ 全頭検査の堅持を求めます。また、リスク評価への消費者の参加やリスクコミュニケーションを丁寧に行うシステムの確立を求めていきます。

◆安全でおいしい、教育の一環としての学校給食を。

◆持続可能な農林水産業のための環境整備を。
・ 「環境保全型の農業の推進」「小規模農家などへの助成」「農作業ボランティア制度への支援」などの充実を提案します。

 ▲ページトップへ