議会改革「市民による市民のための議会」を取り戻そう

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本来あるべき議会の役割とは?

市民にとって身近な暮らしの課題の多くは住んでいるまちの議会で決められます。私たちにとって大切な議会ではありますが、「政治とカネ」にまつわる議員の不祥事が続き、「議会は不要だ」という声すらあがっています。もっぱら、議会改革といえば、議員定数の削減や経費の削減など、議会の縮小や経費の節約のみに関心が向けられていますが、それでいいのでしょうか。

ネット議員の所属する自治体議会を点検してみると・・・

議会には大切な役割があります。「行政のチェック機関としての役割」と「市民が必要とする制度の提案」です。しかし、ネット議員がいる自治体議会の現状を点検すると、どこも本来の議会の役割が果たせているとはとてもいいがたい状況です。特に市民が必要とする制度の提案については…不十分です。

ネットの目指す議会のあり方・・・現状の問題点から見えること

議員同士が責任を持って自由に討議する議会

現状では、議員は行政からの提案を「承認または批判」することに終始し、執行部へ
の質問を行っているばかりです。選挙によって選ばれ、多様な立場の市民を代表する議員同士が積極的な討議をする中で、市民にとって最良の施策が生まれるはずです。

 市民も参加できる開かれた議会

市民から請願が出されたとき、公の場である議会で市民が直接、意見を述べる場はほとんどありません。参考人招致制度や公聴会制度を積極的に活用し、市民も参加できる開かれた議会にしていく必要があります。

 積極的に情報公開する、透明性のある議会

委員会を傍聴する市民への資料配布、インターネットによる議会中継の実現、そして多くの市民が傍聴できるよう、土、日、夜間の議会開催も検討する必要があります。


ふくおかネットワークは、議会の中から、そして市民のみなさんとともに外側から、真の意味での「議会改革」をすすめたいと考えています。

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議会改革をすすめる一歩として…

ネット独自の政務調査費自主管理基準を策定中
ふくおかネットワークは、政務調査費は政策提言をしていくための経費として必要不可欠なものと考えています。しかしながら現状の条例は領収書の添付や、公開性など各自治体で扱いが異なり、不備な点もあります。そこで私たちは、条例を補完するものとして、「ふくおかネットワーク政務調査費自主管理基準」を策定中です。市民による検証・評価を進め、一層の透明性と公開性を高めていきます。

※政務調査費とは
 地方自治法で、「その議会の議員の調査研究に資するため必要な経費の一部として、その議会における会派又は議員に対し、政務調査費を交付することができる」と定められている。交付の対象、金額及び交付の方法の詳細は、各自治体の条例で定められている。

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変えナキャ!議会 自治体改革フォーラムに参加

 9月1、2日に、法政大学市ヶ谷キャンパスで開かれた「市民と議員の条例作り交流会議」に、ふくおかネットワークから7名で参加した。この運動に賛同する議員、研究者、市民が全国から多数集まり、2日間にわたって本来あるべき自治体議会の姿に改革していくための講演やシンポジウム、分科会等が開催された。 

変えなキャ!議会 自治体改革フォーラムに参加自治体フォーラムの写真

「変えなキャ!議会」フォーラムには全国からこの運動に賛同する議員、研究者、市民が多数集まりました。1日目は、「自由な討議の出来る議会」「市民が参加できる議会」「透明性のある議会」にしていくための講演やシンポジウム、加えて議会基本条例を制定し先進的に様々な改革を行っている北海道栗山町議会、伊賀市議会、三重県議会などの取り組みについて、その背景や進め方などについて具体的な事例発表を聞くことができました。
 2日目は7つの分科会に別れ、@「議会をどのようにして討論の場に変えていくか」A「インターネット中継は議会改革の切り札になるか」B「市民と議会の関係」C「都市計画審議会で都市計画を論議するには」D「自治体財政と議会」E「地域ガバナンスにおける議会の責任」F「自治体議会の常識をぶち壊せ。新人議員研修のうそ」について話しあいました。

「市民と議会の関係」分科会報告

 議会を変革するために行動を起こした市民による、4つの事例報告を聞いた。
 特に印象に残ったのは、女性議員を増やそうという公民館講座を受けた女性たちが作った「政治・知りたい・確かめ隊」(東京・小平市、会員20名)による活動である。
 市議会傍聴に行っては、毎回「傍聴だより」を作り、公民館など30ヶ所で市民の目にふれるところに置いてもらっている。これらの活動は議員にとって市民の存在を意識させることになったであろう。また、自分たちで市の財政の学習会や公開討論会を企画し、開催している。そして、議会ウォッチングを続ける中で感じた疑問や問題点を解決するために、昨年12月には「市民にわかりやすい開かれた市議会にするために」という請願提出活動を行ったという。

 議会の外からも市民にできることはあるのだ。市民一人ひとりが「果たして自分の一票を投じた議員が、あるいは議会全体が市民のためにその機能を果たしているのか」チェックすることは大切であるし、有効であると感じる。
 同時に、市民の代理人であるネット議員は、議会の中からそれぞれの所属する自治体議会で周りの議員に働きかけつつ、真に市民に開かれたわかりやすい議会を作るために奔走しなければならないと感じた。<ネット・北九州代表(前北九州市議会議員) 敷田信代>

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