―グリーンコープ生活再生相談事業から見える社会― |
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11月15日、グリーンコープ生活再生相談室の北島千恵さんを講師に、グリーンコープ生活再生相談事業から見える社会状況について学び・考える学習会を行いました。
グリーンコープは多重債務の予防と予後をサポートするため、2006年8月から生活再生相談と貸付事業を始められました。
ボーナスカットから住宅や車のローンが返済できずに借り入れる、毎月の家計に余裕がなくなり受験料・入学金・税金を払えず借り入れる、家族の誰かが病気になって当座の生活・医療費を借り入れるなど、どこの家庭でも起こりうることです。
多くの相談者の現実は、社会的な経済状況の悪化を伝えています。また面談者の約4割弱が、過去にも債務整理を行ったことがあるという事実は、債務整理だけでは多重債務問題は解決しないことを表しています。
再び多重債務に陥らないためには、家計診断やカウンセリング相談が不可欠です。また、不足する生活資金を貸し付ける場合には、必ず返せる返済計画を家族全員で合意して取り組むことを求め、完済までカウンセリングを続けるグリーンコープの生活再生相談事業は、生活が厳しくなってきている今、まさに必要とされている事業です。
相談者の急増に対応するためには、福岡県との協働事業の拡充や福岡市・北九州市との協働事業の展開も求められています。
また、行政が行う公的貸付制度(社会福祉協議会の生活福祉資金貸付制度や母子寡婦福祉貸付制度)の充実や生活を再生するための相談機能の整備が今まさに強く求められていると実感しました。
ふくおかネットワークは、現在の制度による貸付の実態や使いやすい制度になっているかなどの視点で調査を行い改善を提案していきます。
11月25日 共同代表 外井 京子(福岡市議会議員)