地域福祉を考えるシンポジウムに参加して 3月20日に社会福祉法人グリーンコープの主催による「地域福祉を考えるシンポジウム」に参加しました。
その中で、厚生労働局の千田さんが「これからの地域福祉のあり方」についての講演をされました。「協同による地域福祉への期待」と題した講演は、日本の人口の推移や社会保障費の推移そしてその給付規模の国際比較の表を説明することから始められましたが、改めてその数字は日本という国が先進国とは名ばかりの実態であることを表していました。 昨今の社会状況は確実に新たな貧困層を生み出し、その中で地域における弱者が最初の被害者になっていることもはっきりしてきていると。
さらには、制度だけでは拾いきれないもしくは制度の谷間にある人への対応など地域社会が変化してきた今、「何ができるのか・誰が担うのか」「私たちは、私たちが暮らす地域で何ができるのか」問われていると感じました。講演をされた千田さんは、答えはその地域における「新たな支えあい」つまりは地域社会をもう一度つくりかえることでしかないと。ではだれがそのことについてリーダーシップをとるのか。このことについて千田さんは、「人と人との結合による相互扶助活動をしている生協に期待したい」と声を大にしていわれました。
地域を基盤として、政治を生活の場に引き寄せ、暮らしの課題を解決するための道具として活用しようとよびかけている私たちネットワークにできることは何か! 地域に住み、地域の課題の解決をめざし動きだしている人たちとの連帯をさらに強め、また多くの方との対話を深め、動きだすことからしか新たな地域社会は作っていくことはできないと考えました。