
テレビっ子の私
8月の大雨のさなか、自宅のテレビが映らなくなりました。
この大雨により市内では、道路の冠水や土砂崩れなどが起こりました。
幸いにも自宅はテレビが映らなくなったこと以外に何も被害はなかったのですが、まさか10日間もテレビが見られない状態が続くとは思ってもいませんでした。
どれだけ自分が、テレビがついていることを当たり前にしているのか思い知ったのは、家に帰ってきたら、まず、無意識にテレビのスイッチを押しているからです。
テレビをつけたつもりが、しばらくして、何も映らないことに気づき、消す。毎日これを繰り返してしまいました。特に見たい番組があるわけではなく、つける。テレビがついていることが習慣となっていました。
それと、朝は毎日同じ番組をつけているので、番組内のコーナーによって、そろそろ子どもが行く時間だとか、自分が出掛ける準備をする時間だと時計代わりにしていたので、困りました。
何よりも自分が、災害情報やその日の事件や起こったことの情報をテレビから得ていることに気づきました。多分若い人はスマホからなんでしょうが、私は、ニュース番組や速報を見て、把握していました。そのため、大雨が納まるまで不安でした。
もちろん、悪いことばかりではありません。
食事のときは、テレビがついていない静かな空間で、いつもより会話がはずみ、お互いの顔を見ながら楽しく食べました。
夜はテレビを見ない(見られない)ので、片付けや寝る準備が早くでき、普段より早く就寝できました。いかに、テレビに振り回されていたかも気づきました。
そして、新聞のありがたみを感じました。ただ、タイムラグがあります。
テレビが映るようになり、元の生活に戻りましたが、見たい番組以外で、ダラダラとつけっぱなしにするのはやめました。
今回の経験から、テレビをつけない時間を作ることが大切だと今更ながら実感しました。
余談ですが、我が家のテレビが映らなくなった原因は、落雷かもと修理業者に言われました。後から知ったのですが、落雷が原因の場合は保険が下りるようです。
この記事を書いた人
