
古賀市の令和7年度予算決定!(3月議会報告)
総額 482億8,675万8千円(前年度より約41億円増)
歳出の構成比TOP3 民生費43.1% 教育費15.8% 総務費14.9%
増え続ける古賀市の予算規模
令和7年度一般会計予算は、公共交通維持、JR古賀駅周辺開発から派生した新規道路・市民体育館移転、古賀東中体育館大規模改造工事などなど、巨額の支出を予定しています。
一方、「子どもだれでも通園制度」は利用時間を国の基準の2倍を確保、フリースクール費用助成、障がい者基幹相談センター設置設置など、評価すべき予算も多々ありと認めました。
いつもは支出に注目しがちですが、今回は古賀市のお金の調達方法(歳入)についての気づきを報告します。
市の財源のからくり
市の財源は、大雑把に言うと市民の税金、県・国からの補助金、あとは借金です。古賀市は、過去8年連続して予算を増額しています。物価高騰の中、なぜ、そんなことができるのでしょう?注目したいのは、歳入も増額していること!
増額の要因は、県・国の補助金です。これ、「この目的の事業に〇〇億円補助します」の補助金で、市にとっては負担なく大きな事業ができるので、とても魅力的なのです。でも、事業内訳を選べないとか、この企業を使ってとか、いろんなきな臭い条件が付いています。
なので、市民に理解できない必要以上の工事がくっついていたり、大企業ばかりが契約します。その時の、市長の言い分は「今は不要でも、いずれ必ず必要になるから」です。人口減少時代突入と言い、やがては税収減少と言い、今でしょ!と言う。
未来への投資とはなにか?現在への投資とはなにか?慎重に判断しないと、住環境や自然環境を荒らして終わってしまいます。そんな不安も抱きました。
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