教育長と意見交換(子どもアンケート)

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教育長と意見交換(子どもアンケート)

ネット古賀

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2025.11.13

教育長とアンケートを共有し、気になった事を聞いてきました。

・学校に行けない子どもについて

アンケートに学校に行っていない、行きたくないと声がありました。学校に行けない子どもの対応を真剣に考えて欲しいと保護者の声がありました。
教育長の話しを聞くと、いろいろと支援をしていた事が分かりました。ただ、悩んでいる子どもと、保護者には伝わっていないのではと感じました。

不登校の子どもは、現在中学生が130人、小学生が100人いる。
教育支援センター(あすなろ教室)と児童センターは、出席扱いに出来る様にしている。先生は教員OBを配置している。
教育支援センター長と「不登校の会」で親同士のつながりの場を設けるなど行っている。

・校区割の決まりについて

近くに学校があるのに、遠い学校に行かなければいけないと、不満が出ていました。そもそもどうやって決めているのか疑問との声がありました。
基本的に地域が決めていると、教育長の説明を聞いて納得できました。

校区割は、新しく学校が出来た時に、行政区の区長と地域の人で考えて決めている。

・登下校の安全について

夏は、熱中症が心配です。子ども達が、交通事故や犯罪に巻き込まれることも不安です。小野小学校と青柳小学校の通学路は、人通りが少ない所があり冬は真っ暗でとても怖いとの声がありました。
小野小学校と青柳小学校の低学年生にはバスの定期券の補助が出ていますが、バスの時刻改正があり下校時に乗れるバスがなく、せっかく補助が出ていても使いにくければ意味がありません。回数券を補助して都度利用しやすくしては?小学全学年と中学生にも補助しては?と提案をしました。

バスや自転車通学は、それぞれの学校長の判断で許可するので、学校に相談をすることが出来る。
回数券や中学生の補助については、検討は可能。

・水泳授業

水泳授業が外部委託になり、水泳の時間が短い、回数が少ないとの意見が多くありました。冬の水泳授業や、水泳そのものに対する不満や疑問の声もありました。

移動時間は授業の時間に含まれてなく、決められた授業時間は行われている。

・夏休みの食事

給食がない日のお昼ご飯は、どうしてる?夏休みの、お昼ご飯が気になります。アンケート結果では、ほとんどの子どもは食事する事が出来ていましたが、「食べるものがない」「一日に一回」の回答がありました。少数でも、ご飯がない子どもがいることは見逃せません。
教育長も、児童館等と通じて、この問題を把握していました。しかし、有効な解決策がないのが現状です。これからも、注視していくそうです。

子どもアンケートは、子どもの声を行政に届けるための取り組みです。
支援する仕組みがあっても、保護者への事前の情報共有がなければ早期の相談に結びつけることが出来ません。教育現場での、相談体制をもっと整える必要を感じました。
そして、私たちは、アンケートの少数意見こそ救い上げる問題だと考えています。

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古賀市議会議員

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