これからも「いのち」と「平和」を最優先に

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これからも「いのち」と「平和」を最優先に

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2025.09.22

安全保障関連法が成立してから10年を迎えました。

憲法解釈を変え、自国が攻撃を受けてなくても、密接に関係のある他国への攻撃に武力で対応できる集団的自衛権の行使を一部容認し、戦争ができる国へ大きく舵をきりました。

まともな議論もなく、議事録も残らないような怒号が飛び交う中、数の力で強行採決され、それまで憲法のもとで戦争をしない国として世界に認められてきた日本が海外でも武力行使をする国となったことに国民はとても不安を感じました。

これからの社会を背負っていく若者や子育て中のママたちも立ち上がり不安の声をあげているのに、国民の声を聞かないまま強行採決され政治ました。

ふくおか市民政治ネットワークもいてもたってもいられず平和をもとめるアピールを毎年続けてきました。

あれから10年。

ロシアによるウクライナへの軍事進攻、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃など、戦争が続いて罪のない子どもたちや市民が命を落としたり、傷ついたりしています。アメリカでは、トランプ大統領が国防総省を戦争省はと変更する大統領に署名しました。

日本でも岸田政権では安保関連3文書が閣議決定され、敵基地攻撃能力の保有を認められ、軍事費は大幅に拡大されてきました。

私たちが暮らす九州では、有事の特定利用空港・港湾に博多港や北九州空港などが指定され、台湾有事に備えるとして南西諸島で自衛隊基地の強化がすごいスピードで行われています。

平和は軍事によって訪れるとは思いません。最も優先すべきは、国益や領土ではなく「いのち」であり日々の暮らしです。現在の生産性や効率だけでなく、未来の世代に残したい社会をみんなで作っていくことが政治だと思います。

生活の平穏を脅かすものが他国や他人だと攻撃する空気が高まっている現在は、戦前にも例えられています。

私たちは生活の不安はどこから来るのか、どう向き合えばよいかを仲間とともにしっかり考え、地域から政治を変え続けていきたいと思います。

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