「制服・体操服リユース事業」開始!

岡垣

「制服・体操服リユース事業」開始!

ネット岡垣

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2022.09.27

サイズが合わなくなった、または卒業して着なくなった小中学校の制服や体操服を必要としている方に無償で提供する取り組みをして欲しい、と昨年3月議会で安里まさえが一般質問しました。しかし教育長からは、中学校やPTAで卒業時に寄贈の呼びかけをしており、学校では予備としてストックしているので緊急時など対応できてる。教育委員会が主体となってリユースに取り組む考えはない、という残念な答弁でした。

それでもネットとして何らかの取り組みができないものか、継続して検討していました。今年の3月、ネットの運営委員から、岡垣町の社会福祉協議会(*以下社協)から中学校卒業生宛に「使わなくなった制服を譲ってください」というお便りが来たよ、と報告がありました。さっそくネット・岡垣として担当者の方に、取り組みを始めた経緯についてお話を伺いに行きました。

今年4月から町の福祉課から社協にボランティアセンターが移設され、事業内容を検討していく中で、新たに「制服・体操服リユース事業」に取り組むことを決められたそうです。子育て世帯の経済的負担の軽減と資源の循環、子どもたちの「モノを大切にする気持ち」を育むことを目的として4月からスタートしました。必要な人が一人でもいれば取り組むし、社協がやるから継続的にやれます、と担当者の心強い発言でした。

社協ではこの事業開始にあたって部屋を準備され、制服を仕分けできるよう棚やハンガーラックなどの備品を置いて、サイズごとに整理されていました。この取り組みを行っている社協は全国でも少ないそうです。

ネットの代理人が議会で発言し、問題提起したことが今回の「制服・体操服リユース事業」につながったと思います。また、ネットのニュースを見て制服を譲ってくれた方もいます。必要な人に必要なものが届く社会がこれからも広がっていくよう、取り組んでいきたいと思います。

この記事を書いた人

ネット岡垣

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岡垣町町議会議員