難聴って?聞こえにくいって?なんだろう?

古賀

難聴って?聞こえにくいって?なんだろう?

伊東 ようこ

伊東 ようこ

2022.09.05

現在、古賀市の小中学校には難聴特別支援学級が設置されていません。そのことで難聴のお子さんを育てている保護者から相談があり、お話を聞いた事がきっかけで一緒に福岡市立箱崎小学校に難聴特別支援学級を視察に行きました。

6月議会で『難聴特別支援学級の設置」を求める一般質問しました。市内小中学校に17名の難聴のお子さんがいることもわかりました。

難聴は見ただけではわかりにくい障がいである事や、あまり知られていないこともあり、難聴についての理解が学校や社会で進んでいない現状です。

 

補聴器や人工内耳を装用していれば普通に聞こえると思っている方が多いと思います。しかし、実際にはノイズも同時に聞こえ、聞き取りにくく、私たちと同じようには聞こえていません。聴覚障害のひとの聞こえ方を可視化すると想像しやすいでしょうか。

 

後ろから声をかけても気づきにくいこと、同時に話されると聞き取りが難しいこと、また、マスクを着けていることでますます聞き取りが難しくなっていることなど、難聴の方の困っている事について改めて気付かされました。

難聴について理解し配慮することで、もっとお互いに生きやすく、ともに楽しく過ごせる社会をつくれると考えます。

難聴の子を持つ家族会そらいろ」がクラウドファンディングで作成した

難聴を知るアニメ動画です。

https://photos.app.goo.gl/7gRFqSoEazGqjQUeA

残念ながら難聴特別支援学級を設置についての一般質問では、前向きな回答はもらえませんでした。

まずは難聴について知ってもらおうと実行委員会を立上げ、親子で学ぶ難聴講座の企画の準備を始めました。

詳細が決まりましたらお知らせしますので、ぜひご参加くださいね。

この記事を書いた人

伊東 ようこ

伊東 ようこ

古賀市議会議員
ふくおか市民政治ネットワーク古賀