6年前までは、私は普通のおばちゃんでした。

宗像

6年前までは、私は普通のおばちゃんでした。

笠井 かなえ

笠井 かなえ

2022.09.06

6年前までは、私は普通のおばちゃんでした。
現在は、宗像市議会議員をしています。

なぜ、議員になったのか?

それは、ふくおか市民政治ネットワーク・宗像(以下、市民ネット・宗像)との出会いがあったからです。
友人が子どもの遊ぶ公園に除草剤がまかれていることを心配していました。
当時の市民ネット・宗像の議員にその話をしたところ、そのことを議会で一般質問されました。
その結果、除草剤をまかずに、公園の雑草を管理することになりました。

その後、公共施設での化学物質に使用に関する「化学物質ガイドライン」が作られました。

困っていることや不安なことを井戸端会議で終わらせずに、市民の声が議会に届けられ実現しました。
生活は政治とつながっていることを実感した出来事でした。

「生活って政治」なんです。


ふくおか市民政治ネットワークは、グリーンコープ生協の「代理人・ネットワーク運動」から誕生しました。
議員は28年で交代していきます。

ローテーションの時に

「誰かがやらなければ市民ネット・宗像が終わってしまう」
「私たち市民の声が議会に届かなくなってしまう」
「この市民ネット・宗像を繋いでいきたい」

という思いが議員を引き受けた一番大きな理由でした。

自分には、特別な能力もなく、政治の知識は皆無でしたが、一緒に活動する仲間がいること、さらには、家族も背中を押してくれたことで決心することができました。

議員になって思うことは、自分たちの生活を良くしていくために、政治に関わっていくことが必要だということです。
投票に行かない(黙っている)ことは、何も変わらないし、変えられない。
政治に無関心な人は大勢いますが、政治と無関係な人は誰もいません。

しっかりと自分の意見を投票という形で表明することが大切です。

私を応援してくれている人たちや私に投票してくれた市民に後押しされ、この6年間いろいろな提案を市に対し行ってきました。

実現したこともあります。しかし、まだ不十分なこともあります。

誰もが住みやすいまちを目指して、市民の視点でこれからも活動していきます。

この記事を書いた人

笠井 かなえ

笠井 かなえ

宗像市議会議員
ふくおか市民政治ネットワーク宗像