
平和を祈る8月
「現行憲法を守り、軍事によらない平和な社会をめざす。」は、ふくおか市民政治ネットワークの理念のひとつです。
いのちと平和を最優先にする社会をつくるために活動を続けてきました。
広島、長崎が近く、被爆した人が身近におり、平和学習を毎年受けてきたメンバーが多い私たちです。
8月は戦争について、原爆について考え、大切な日常を破壊する戦争はあってはならない、平和は武力ではつくれないと思いを強くする月です。
広島平和記念資料館では、入館者増加による混雑を避けるため、子どもエリアを新設し、展示内容を検討しているとの報道がありました。
近年は、平和学習副教材から被爆の現実を描いた漫画が削除されるなど、凄惨な現実をみせることは子どもたちの精神を傷つけるという意見が多くなっているように思います。
私たちも子どものころ聞いた話や資料館で見た展示物に衝撃をうけ、恐怖は深く心に残りました。
しかし、だからこそ戦争を憎み、核兵器は絶対になくしたいと強く思うようになりました。
兵器を持つことは平和にはつながりません。兵器は生活、自然、そして地球を破壊し命を奪います。
先日は、防衛大臣が核兵器について「タブーなく議論すべき」ことだと発言したとのことです。
正しく平和学習を受け、核兵器のもたらす現実を理解し傷ついていたら、このような言葉は出てこないはずだと残念です。
教育の現場では、「政治的中立性」が求められ、主権者教育を実施し現実の政治的事象について話し合っている高校は3割に満たないと文部科学省調査の結果が出ています。
平和な世界をつくるために、私たち一人ひとりは何をすべきか。
それを考えられる人になるために必要なのが平和学習であり、学校教育のなかでタブーなく政治を語り合い自分の意見が持てるようになることです。
現実から目をそらし、勇ましい言葉に流されてはいけません。
私たちはこれからも、平和とは何か、どうすれば平和な日常を守れるか、ひとり一人が考え続け行動できる社会をつくり続けていきます
共同代表 清水倫子
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