沖縄を旅して

岡垣

沖縄を旅して

安里 まさえ

安里 まさえ

2022.09.21

夏休みを利用して思春期真っ只中の女子2人と一緒に沖縄に行ってきました。

北部に移動する道中、きれいな海にテンションが上がっていきます。
そんな中、目を引く場所がありました。道沿いの海岸工事のようですが、警備員さんの数が多くて物々しい雰囲気の場所がありました。
人の往来も多くない場所に配置されているたくさんの警備員さんに混じって住民の方が2人プラカードを持ってゆっくりゆっくりと歩いている姿が目に入りました。
辺野古でした。工事車両の出入りを遅らせるための行動でした。女子2人はただ黙ってその姿を見つめていました。

今年で沖縄が日本に復帰して50年です。沖縄戦は、太平洋戦争で最大規模の地上戦でした。
当時の沖縄県の人口は約48万人でしたが、20万人あまりの人が亡くなったとされています。
623日は「沖縄慰霊の日」として、平和を考える日になっています。

私の子どもが通っている小学校は623日に沖縄の日としてチャンプルなどの沖縄目ニューが出されます。
沖縄の義母に話したら「沖縄が忘れられていなくて嬉しい」と言われました。

車で移動している間、走っても走っても米軍基地が続き、行くところ行くところ米軍の施設や車が目に入ってきます。
現在、日本の米軍専用施設面積の7割が沖縄にあり、沖縄本島面積の15%を占めています。

女子たちは、沖縄音楽を聴きながら「戦争は怖いから平和がいいよね。」、「自然を壊さないで欲しいよ。きれいな海は戻ってこないのに。」など話していました。

世界中から戦争や争いがなくなり、人々がお互いを尊重しあい、世界の国同士が違う国同士を受け入れわかちあい、世界の人々が衣食住に困らない生活と、助け合える世界になってほしいと思います。子どもたちの未来のために争いなどをせず、豊かに 幸せに、暮らせるような社会にしていきたいと思った旅でした。

この記事を書いた人

安里 まさえ

安里 まさえ

岡垣町町議会議員
ふくおか市民政治ネットワーク岡垣