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岡垣

「ゆるっとトーク」Vo.2「ジビエって食べたことありますか?岡垣女性猟師のお話会」開催しました。

ネット岡垣

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2026.10.22

前回7月に好評開催した「ゆるっとトーク」の第2弾

 岡垣町でイノシシやシカ、アナグマなどの有害鳥獣駆除の罠猟師・調理師の大谷かなさんをゲストスピーカーに迎え、8/28(金)に開催しました。

 全国でも熊やシカ、サルなどの有害鳥獣による農産物の被害が問題となっていることは、ニュースやSNS各メディアでたびたび取り上げられてご存知の方も多いと思います。

 そうしたなか岡垣町での有害鳥獣による被害はどのくらい発生しているのか?イノシシやシカたちは何処から岡垣町に来ているのか?捕獲されたものはどうなるのか?今猟師の数はどのくらいいるのか?有害鳥獣への対策法はどのようにすれば良いのか?動画や写真を交えながら時間いっぱい話していただきました。

 お話のなかで驚きと発見があった話がありました。捕獲されたジビエのうち食用とされるのは、1割。残りの9割は捨てられ焼却処分されているということ!!その理由は、ジビエを迅速(1時間以内)且つ適切に処理できる食肉施設が少ないからとのこと。田舎で暮らしていると、ご近所さんから「牡丹肉(猪肉)」を分けてもらうことがあります。しかし、それは解体、加工、出荷まで衛生管理基準クリアなところで処理された肉なのかを確認する必要があるそうです。

 また、罠猟師の報酬額の少なさにも驚きました。地域差はあるそうですが、イノシシ1頭につき7,000円…しかし罠をかけるのに4,000円かかり、また内蔵などのゴミは猟師が実費負担。これでは大変さの割に、収入がほぼ無いに等しいボランティアのようだと感じました。

 そのために、猟師の担い手・後継者の数は年々減少し、有害鳥獣は毎年増えていく一方です。そして増え続ける有害鳥獣に対処しきれずに、野菜や果物など農産物の食害被害も増加。苦しむ農家さん。そして元々森や山に住んでいた野生動物。人間が都市開発や住むために、山や森を奪ったこと。それにより住む場所が奪われ有害鳥獣として、捕獲され捨てられている。生命あるものがなにも利用されずにただ捨てられているだけなのを知り、大谷さんは何とかしたいと思い猟師の資格を取ったそうです。

 大谷さんは調理師の資格もあるため、捕獲された有害鳥獣をできるだけジビエとして活用しているとのこと。

また、上の写真のように生命あるものすべてを使い切りたいとの思いで、食肉だけでなく、毛皮も無駄なく「皮」として鞣(なめ)して活用されているそうです。

 現在大谷さんは、森や山の環境を守る次の担い手づくりのための活動もされています。今年度ネットの「市民運動助成金」の助成団体として申請され助成決定した「ジビエポケット岡垣」です。主な取り組みは、狩猟体験ツアーの実施、アニマルトラッキング【マダニの少ない冬に開催。子どもたちにイノシシの解体などの体験し、食肉処理場で捌かれた安心で美味しい肉を参加者と一緒に食べる】、ジビエ料理を提供するカフェの運営です。

 こうした取り組みや体験ツアーに参加することで、その参加者が山や森、農業、有害鳥獣の現状を知る・学ぶ機会になってほしい…それが大谷さんの望み、願いということを、今回の「ゆるっとトーク」参加者と共有しました。

 

 次回の「ゆるっとトーク」は、10月29日(木)午前10時から海老津駅前の情報プラザで開催します。

 トークテーマは岡垣町の中にある玄海国定公園「三里松原」の現状について。ゲストスピーカーに長年三里松原の保全活動をされている小野正幸さんをお迎えして、三里松原の歴史、今の松原の状況、これからの可能性について語らいます。どうぞお気軽にご参加ください。

この記事を書いた人

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岡垣町町議会議員

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