あずき(小豆)の未来はどうなる?

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あずき(小豆)の未来はどうなる?

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2026.10.08

 和菓子店の目立つ場所に、おはぎが数多く並べられると「お彼岸」だと感じます。以前は、我が家でも義母が中心になり、おはぎを作っていました。お祝い事では赤飯を炊くなど、あずきは、日本の食文化には欠かせないものだと思います。

 数日前の新聞に、あずきの生産が、近年の高温の影響で全国的に減少していることが特集されていました。特に、消費量の7割が国内産だが、そのうちの9割を占める北海道産が、大きく減少していて、和菓子店でもあんこの確保が難しくなっているとのことでした。
 また、正月の黒豆としても人気の「丹波大納言」も高温少雨に加え、高齢化もあって収穫量が激減しているそうです。特産品のあずきの作付面積の維持が兵庫県丹波市の農業の大きな課題になっています。

 温暖化による異常気象が、近年は毎年起こっていて、農業に深刻な被害が生じています。

 宗像市では、大豆の生産量が多く、品質が良いと評価されているが、昨年8月の記録的豪雨では、数日間冠水した畑もあり、大きな被害があったと聞いています。

 個人の力では防げない自然災害に、廃業を検討する農家もあります。農業が、持続可能であり続けるには、何が必要なのでしょう。

 あずきに関しては、丹波市では、今年から新規の作付けに対して支援金を出す制度を始めています。北海道では、あずきは品種改良によりブランド化に成功した大事な農産物です。十勝農業試験場では高温に強い品種の開発に取り組んでいるそうです。また、現状に危機感を持つ生産者や研究者、加工業者などが共に「ほっかいあずきフォーラム」を今年設立し、課題を共有し、対策を検討していくことになっています。

 10年後もおいしいご飯とあんこで作られたおはぎが食べられる日本であってほしいです。

 これまでの農業の経験や技術では対応が難しい気象条件の中でも、将来への希望を見出す人の知恵と粘り強さに期待したいです。そのためには、政府は、成長戦略の特定の分野に莫大な投資をする前に、私たちの食料の安定生産体制の整備と支援に力を注ぐべきだと思います。

 まずは、温暖化による異常気象に対する取り組みとして、生活を見直し、リサイクルを進めることや自家用車の利用を控えるなど、自分にできることをしていくことが大切ではないでしょうか。

 

運営委員 H

 

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